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執筆者の写真Wedding Planner ERI

踊らされる人達


こんにちは。


2月に入り、節分がありましたね。皆様、豆まきしましたか?

なんとなーく、こういう季節行事って、軽くでも毎年欠かさずやりたくなる性格。


今年は、豆をまくことを憚りまして、人生初めての恵方巻に挑戦。

西南西を向いて、黙々と平らげました。

でもね、寿司飯はちょっと苦手なので、代わりに韓国キンパを頂きました^ ^

「風習は、無理なく自分なりに取り入れる」が私らしい。




さて、今回は、最近のお客様の言動や、SNSの動向から、

ウェディング業界で囁かれていることを綴ろうと思います。



それは......


「ここのところ、みんな情報に踊らされている説」 



これだけ情報がありますからね。

気持ちはわかります。


かく言う私も、うっかり気をぬいていると、

スマホに飛び込んできた記事を見て

驚いたり、真似してみたくなっちゃったり、

ハッとすることもあります 笑



ウェディングで言えば、


「あ、これ可愛い!こっちも可愛い!!」


「これ、インスタで見て、今人気らしいから、これにしちゃおっ!」


「おしゃれな人がやってたから真似したい〜」


そんな感覚でウェディングを作ろうとしているプレ花嫁様、いますよね?


まるで、自分のお洋服のコーディネートを考えるように。




確かに、お洋服のコーディネートと同じ感覚で良い部分もありますけどね。

でも、お洋服だって、毎年新しいお洋服、少しづつでも新調しますよね。

数年前の流行りは、今は時代遅れだったりします。



もちろん情報の中には役に立つ物ありますが、同じくらい間違った情報も飛び交っています。

その花嫁さんの状況、似合うモノ、価値観、お財布事情、それにお相手、それぞれ全く違うのです。



1年前の花嫁さんの常識は、今の花嫁さんにとっては非常識。

ハワイでウェディングをご予定の方について言えば、

日本のウェディングの常識は、日本を出たら非常識な事もあります。



万人に当てはめられない事実っていっぱいあるわけです。



インスタグラムがこれだけ流行っている時代。

特に、セルフマネージメントが上手い人、加工技術が高い人は沢山いて、

そう言う人の情報が受け入れられやすい。信じられやすい。


でも、技術の高いアーティストや、本当に良い情報、アイディアをくれる人って、

職人気質で、そう言うことにはそれほど注力せずに、

コツコツと自分の分野を極めている人が沢山いるのですよね。

(それって何となく想像できますよね)


パッと目に入ってきた情報だけを信じて進めてしまうと、

そう言う本質的なところに目を向けず、そういった存在を知る事もなく

見様見真似でただただ格好だけ取り繕ってしまう。。。


それって、すごく勿体無い事なんだけどね〜って

いつもウェディング仲間と話しています。




ウェディングで大切な事は、

消滅することなく長持ちする思い出をいかに素敵に作り上げるか。


そのために視野に入れるべきことってすごくたくさんあって、

「空間」「時間」「季節」「その場に集まる人」「これから未来のこと」などなど

トータルバランスを考える必要があります。と言うか、考えた方が良い、といった方が良いかな。



つまり、今回伝えたかったのは、

「情報」は「知識」ではないと言うこと。


仕入れた情報は人のモノ。自分で噛み砕いて、自分のモノにすることが大切です。


責任のない匿名の情報に踊らされず、情報は精査し、

自らの意思で、自分たちだけの素敵な未来を歩み進めてくださいね。




GARBO WEDDINGS & DESIGN

ERI ISHIDA





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